男性/33歳→37歳→41歳/189cm/A型
三つ子達の父。有名な小説家。
内気で繊細な人見知り。物静かで影が薄く、気が弱い。しかし根気強く我慢強い、性根が良い性格。ストイック。
本人は無自覚だが、天然な節がある。
優しいものの、口下手なせいで空回りしたり誤解されがち。緊張等の要因が足を引っ張り、リアルタイムでコミュニケーションを取る事に苦手意識がある。文章でのやり取りは問題無い為、編集とは基本メールで連絡を取っている。
理解者である妻には尻に敷かれているが、特に悪い気はしていない。
眼鏡は必需品。
(過去)
母は幹月を出産した時に亡くなり、サラリーマンの父は妻を喪った悲しみを紛らわせるかの様にますます仕事に励む様になった。人付き合いにおいて不器用かつ妻を愛していた父はいつまでも再婚する事はなく、幹月の面倒は父の両親(以下、祖父/祖母)が見てくれていた。祖父母からの愛情を受けて育ち、父とは生活リズムも合わずあまり会話もなかった。たまに「元気にしていたか」と聞かれたり玩具を買って貰ったりはしていた。
祖母は幹月に度々読み聞かせをしてくれた。これをきっかけに幹月は物語に興味を引かれ、自分でも話を考える遊び…空想が趣味になる。小学校に入った頃には自作の小説を書くようになった。クラスの休み時間では我先にと外へ飛び出していく同性の同級生達と違い、ノートにアイデアを書き留めたりしていた。遊びに誘われても断るので周囲からノリが悪いと思われいつしか誰にも誘われなくなるも、幸いいじめにまで発展する事はなかった。静かな小学生時代を送る。
中学生になった頃、祖父が病気で亡くなる。仲睦まじかった夫に先立たれた事で見るからに元気が無くなってしまった祖母も間もなくして亡くなった。父は相変わらず仕事に追われて忙しそうだったので、相談するでもなく幹月は家事を担う様になる。大変な日々の中、小説を書く時間は幹月にとっての救いだった。いつしか自然と小説家を志す様になったくらいには。
ある日の休み時間ノートに小説を書いていると声を掛けられた。美人で可愛いと評判で男女問わず友達が多く、明るい性格で自分というものをしっかり持った…何もかも真逆のクラスメイトだった。温かい陽射しの様な大地に根を張る大樹のような…陽根という名前の女の子。密かに憧れていた陽根に話し掛けられ幹月は動揺した。口下手でシャイな為その日は何も答えられなかったものの、人懐っこい陽根はめげずに毎日の様にひょっこりと現れては幹月に声を掛けた。二人はいつしか仲良くなり一緒に出掛けるようにもなる。片親である事や、趣味、将来の夢…他にも沢山互いの事を知った。陽根は幹月を彼の作品ごと愛してくれた。幹月もまた、陽根の人柄と彼女が描く繊細なイラストを愛していた。私事でも仕事でもパートナーとなる事に誰も疑問は抱かない程、二人は想い合っていた。
やがて子宝に恵まれた。幹月は、子ども達が幼児の頃は仕事の合間に出来る限り協力した。ただ、子ども達が大きくなってからどう接すれば良いのか悩む様になった。父親らしい行動とは何なのか。子ども達にとってどんな父親であるべきなのか。考える内、自分が父親にして欲しかった事をしようと結論を出した。しかしそう上手くはいかなかった。不器用である幹月には。
小説家として大黒柱を担う責任。売れなければ家族を守れない。そういった焦りを仕事に打ち込むという形で発散するようになった。売れる為にと編集の指示に従い続けた。自分が本当に書きたい物語を紡ぐ事は諦めた。いつか思い描いた理想の小説家では無くなってしまったが、心身を削った甲斐があり成果は出た。けれど仕事に熱心になる余り家族との時間は減っていた。常にストレスや疲労を抱えていて賞賛されても心から嬉しいと思えず、理想の父親にも理想の小説家にもなれていない…そんな日々の最中。幹月は、息子が小説家を目指している事を知った。
Q&A
質問内容はお借りしたものを使用しています。
ネタバレを含みます。
・あなたの名前は?
三枝幹月…です。
・身長は?
189cm。
・誕生日は?
8月15日。
・年齢は?
41歳。
・好きな色は?
黒と緑が好きです。
・趣味は?
読書が好きです。若い頃は、小説を書くのも趣味でした。仕事にしてからは、趣味とは言えなくなりましたが…。自分にはこの道しか無いと思っていたので、後悔はしていません。ですが趣味を仕事にすれば幸せになれるとは限らないと…身をもって知りました。
・名前の由来は?
自分を産んだ際に亡くなった母が、事前に考えてくれていたものだそうです。母は、月が好きだったそうで。
・あなたにとって最も価値があるのは?
家族です。
・口癖は?
思い当たるものはないですね…。
・今現在、愛する人(恋情を抱いている相手)はいますか?
妻と子ども達です。
・後悔していることは?
…沢山あります。仮にも小説家の癖に、咄嗟の言葉選びが下手で…。昔破竹を傷つけてしまった時、猛省に猛省を重ねて…一呼吸置く様になってからは、大分改善されました。
・好きな季節とその理由は?
過ごしやすいので、秋が好きです。
・座右の銘は?
日進月歩。
・好きな場所は?
書斎は仕事に集中出来るので、好きです。心に余裕が無かった頃は、鍵を掛けていましたが…もう何年も掛けていません。
・嫌いな場所は?
人混みは苦手です…酔ってしまって。
・好きな言葉は?
温かな言葉が好きです。
・嫌いな言葉は?
暴言が苦手です。
・好きな時間は?
家族と過ごしていると、幸せだなと感じます。
・嫌いな時間は?
嫌いというか…編集者が変わると、慣れるまで緊張しますね。
・暇な時は何をしていますか?
小説のネタ出しをしています。気分転換に散歩する事も多いです。刺激がある方が、アイデアが出やすいので。
・ストレス発散法は?
家族と話すと、和みます。
・睡眠時間は何時間くらいですか?
普段は6時間程です。筆が進んでいる時は徹夜する事がありますね…。
・「好き」「愛してる」などの好意を素直に伝えられますか?
が…頑張ります…。
・好きなタイプ(恋人)は?
陽根さんです。
・好きなタイプ(友人)は?
陽根さん以外で友人はいませんでしたね…。自分にないものを持っている人は、眩しいなと思います。
・苦手なタイプは?
暴力的な人は苦手です…。
・あなたの大切な人が泣いていたらどうしますか?
気の利いた事は言えないかもしれませんが、元気になって貰える様に手を尽くします。
・苦手な人にはどのように対応しますか?
プライベートなら避けますが、仕事となると苦手でも付き合わなければいけないので…やるしかないというか…世知辛い…。
・宝物はなんですか?
家族です。
・大切な存在を傷つけられたらどうしますか?
…流石に、怒ります。
・過去をやり直したいですか?
そう、ですね…失敗する度そう思った瞬間は、何度もあります。だけどその失敗がなければ、今の自分は無い訳ですから…。全てが上手くいく人生に越した事はないですが、これまでの人生を否定するのは嫌だなと…思います。
・秘密はありますか?
今まで書いた小説、全て取ってあるんです。拙くて恥ずかしくて見返せませんが…思い出として。
・家族構成を教えてください
自分、妻、息子が二人と娘が一人…それから、息子の素敵なガールフレンドですね。
・トラウマはありますか?
編集に自分が考えたものを尽く否定されて、ほぼ原形を留めていない作品が世に出たのは…トラウマです。自分の、実力不足のせいなのですが。
・手が届きそうにないものを欲しいと願う時、あなたはどうしますか?
…諦めてしまいますね。
・あなたの人生を変えたきっかけはなんですか?
陽根さんに出会えた事。小説家になるという夢を後押ししてくれたのは、彼女でした。もし一人だったら勇気が出なくて、ただぼんやりとなりたいなと思うだけだったと思います。賑やかで温かな家庭を持てたのも、感謝してもしきれません。
・あなたの「夢」は?
自分や破竹の作品が、何処かの誰かの心を救う事。
・あなたにとって「夢」とは?
目標や、願い…ですかね。
・今までで生きてきてあなたが諦めたものは?
売れる事を第一に考えて、自分が書きたい小説を書くのは諦めていました。ですが、今は自分が書きたいものもたまに書いています。好きな様に書いたものを、破竹がお気に入りだと言ってくれて…自信と勇気が出ました。
・あなたは自分の人生に満足していますか?
はい。
・あなたにとって過去とは?
必死だったな…と思います。良い事も勿論ありましたが、辛い事も多かった。
・あなたにとって現在とは?
楽しいです。仕事も、プライベートも。
・あなたにとって未来とは?
きっと何があっても乗り越えられると、信じています。
・晴れの日は何をしますか?
散歩ですね。
・雨の日は何をしますか?
執筆をします。
・得意な料理は?
何でも作れますが、クオリティは無難ですね。陽根さん、本当に凄いんです。お店出したら良いんじゃないかって思ってしまうけど…家族しか食べられない特別感も、いいんですよね。
・得意な科目は?
国語が得意でした。
・得意な楽器は?
楽器…リコーダー…とか…?
・得意なゲームは?
ゲームは、やった事がないですね。幼い頃同級生の間で人気なのは知っていましたが、自分は本が好きでした。父にゲーム買ってやろうかと聞かれても、本をねだっていましたね。
・どこに住んでいますか?
個人情報なので言えません。
・所属は?
人間です。
・家事は得意な方?
昔やっていたので、出来ます。
・あなたが最も嫌うことは?
悪意を持って人を傷付ける行為…ですね。同業の作家で、筆を折ってしまった人がいるのを知っています。作品に対する感想は当然人それぞれですし、時には批判意見が出るのも分かります。ですがそれを本人の目に届く形で、強い言葉を使って伝えるのは…褒められた行為ではないと、思います。
・整理整頓する方?
はい。
・手先は器用な方?
多分、人並みには…?
・あなたにとって美しいものは?
破竹の作る物語は、とても好きですね。
・あなたにとって醜いものは?
人の悪意。
・最近驚いたことは?
最近ではないですが、梅乃が破竹の小説をコミカライズする漫画家を志していたのを知った時は、驚きました。応援したいです。
・最近見た夢は?
眼鏡を踏んで割ってしまった夢を…起きた時にホッとしました。
・とっておきのおまじないを教えてください
おまじない…特にないですね。
・あなたが拘ってるものは?
執筆に使うパソコンは、スペックが高いものを選んでいます。ノートパソコンを使っていた頃、動作が遅くてタイピングに追い付いて来なくて…結局手書きした苦い思い出が…。
・あなたの恐怖体験は何でしたか?
梅乃の提案で遊園地に行った時…人混みもアトラクションも怖くて…死ぬかと思いましたね…。高い所が苦手なんです…。
・目に見えないものを信じますか?
そうですね、そういったものを題材に小説を書く事もあります。自分には見えませんが、いないと断言する事は出来ませんから。
・好きな匂いは?
本の紙の匂いが好きですね。電子書籍も便利ですが、未だ紙で読むのが好きです。
・嫌いな匂いは?
タバコの匂いが苦手です。
・絵心はある方?
絵は…専門外ですね。
・よく言われる第一印象は?
疲れてそうって心配されてしまいます。元々こういう顔なんです…。
・周囲からなんと呼ばれていますか?
妻からは、幹月と。破竹は父さん、松和はお父さん、梅乃はパパ、エオリアちゃんはお父さま…。仕事では、三枝先生と呼ばれています。
・よく通うお店は?
梅乃の付き添いで、画材を売っている店に行きます。学生の頃に陽根さんと行った事がありますが、最近は色々あるものだなと…興味深いです。
・あなたの部屋で一番目立つものは?
そうですね…本棚とか。
・あなたのコンプレックスは?
人付き合いが下手な所…。直そうとしていますが、根本的な恐怖心の様なものはいつまでも根強いです。とはいえ世の中物騒ですし、警戒心は必要なものでもあるのかもしれませんが。
・一番楽しいのは何をしている時?
破竹と二人並んで小説を書いた時は、本当に楽しかったなぁ…。
・賭け事は好き?
やりません。
・あなたは和装と洋装どちらが好みですか?
特にこだわりはないので、どちらでも。
・直感か理論、どちらを信じますか?
理論…ですかね。そんなに自分の勘を信じていないので…。
・好きな天気は?
晴れです。
・好きな飲み物は?
麦茶が好きです。夏になると祖母が淹れてくれていました。何処となく懐かしい気持ちになります。
・あなたはどんな時に嘘をつきますか?
嘘を吐ける程器用ではないですね…。
・怒りの沸点は高い方?低い方?
怒らない様にしています。エネルギーを消費しますし、相手も疲れるでしょうし。
・怒っている相手への対応の仕方は?
ええっと…自然鎮火を待ちます…。
・約束の相手が来ません。どのぐらいあなたは待てますか?
心配なので、とりあえず連絡…ですかね。そういえば陽根さん、遅刻常習犯だったなぁ。
・前世や運命を信じる方?
あったらロマンがあるとは思います。
・占いの運勢が悪かったらあなたはどうしますか?
気にしない様にしたいんですが、引き摺るんですよね…。ニュース番組で占いコーナーが流れるじゃないですか。つい身構えてしまいます。
・人に騙されたことはありますか?
…。
・人を騙したことはありますか?
ないです。
・一目惚れしたことはありますか?
そうですね。陽根さんは一目惚れでした。密かな憧れというか。
・人生最大の修羅場は?
破竹に失言した時の事は…一生自分を許せません。
・恋人にしてほしいことは?
傍に居てくれたら、それだけで幸せです。
・たとえ恋人でもされたら怒ることは?
うーん…思い付かない…。
・あなたの人生訓は?
発言には気を配るべし…。
・あなたは嫌味・悪口などを言われたら言い返しますか?
言い返す度胸がないですね…。
・よく聴く音楽はなんですか?
音楽はあまり聴きません。
・今日のお昼は何を食べましたか?
陽根さんとオムライスを食べました。ケチャップでハートを描いてくれて…。本当、可愛らしい人です。
・いつも持ち歩いているものは?
携帯は欠かせません。メモ代わりにもなりますし。
・復讐したい相手はいますか?
いません。
・一つだけ願いが叶うのなら何を望みますか?
心身健やかに子ども達が成長してくれたら、嬉しいです。
・自分の人生を一言で表すなら?
運が良かった…ですかね。
・あなたはどんな最期を望みますか?
ボケて家族に迷惑をかける前に死にたいですね。
・今、幸せですか?
幸せです。
